自作PCにVMware ESXiをインストールした
お正月にちょっと奮発して自身初となる自作PCを手に入れた。そこにVMware ESXi5.5を導入した時にいくつかハマった部分があったのでメモ。
マシン構成(買ったもの)
- M/B: ASUS H97-PRO
- CPU: Intel Corei5 4590
- RAM: Elixir DDR3 1600Mhz 8GBx2
- HDD: WesternDigital Red 1TB
- 電源: 玄人志向 KRPW-PT500W/92+
- ケース: ZALMAN Z12-PLUS
- NIC: Intel 82574L(余りもの)
これで保証込で73k円くらいでした。
やったこと
- ESXiをUSBメモリにインストール
- HDDを認識させた
インストール
ESXiインストールイメージのダウンロード
- http://www.vmware.com/jp/products/vsphere-hypervisor
- 上のリンクから辿ってダウンロードする。要登録。
USBメモリにインストール
ESXiはHDDにインストールするような手軽さでUSBメモリにインストールできる。
UEFIでは注意
isoイメージを落としてUSBメモリに書き込んでブートさせる…という流れでうまくいくとおもったが、isoイメージをUSBメモリに書き込んだところでFATパーティション作られてないことに気付いた。最近のマザーボードはデフォルトでUEFIが使われるため、ブートするにはFATパーティションにEFI用のブートファイルを置く必要がある。
このマシン用に光学ドライブは購入していないし外付けドライブも持ってなかったので、別のMBRブートできるマシンを使ってブートさせ、USBメモリにインストールした。VirtualBoxとかでもUSBメモリの認識さえさせればインストールできるんじゃないだろうか(未確認)。
私の場合は、たまたま手元にHPのMicroServerがあってたまたまリモート管理カードを挿していたので、管理カード経由でisoイメージよりブートしてUSBメモリにインストールした。これ何気に便利。仮想KVMもあるしね。
HDDを認識させる
BIOSにて、SATA ModeをRAID Modeに変更する
ESXi 5.5 を MSI H97 GAMING 3 にインストール - いがぴょんの日記@はてな より
AHCI ModeからRAID Modeに変えるだけでESXiにストレージコントローラが認識されるようになる。ESXiは相性がかなりあるみたい。
データストアの作成
vSphere Clientから作るのが簡単っぽい。 以下のページが分かりやすかった。
ESXi サーバーに内蔵ハードディスクドライブをデータストアとして追加する / ESXi 4.0: “HP ML115 G5”と自作機で、できたこと
おわり
これでインスタンスは作成できるようになった。 無事に導入できたふうに書いたが、実はオンボードのNICは認識されておらず増設したIntelのNICしか認識されていない状態だった。 これを認識させる方法は後でまとめる予定。
今はこんな感じで動いている。