CUPSで管理しているプリンターをSamba共有する

我が家に10年間君臨してきたWinXPマシンとおさらばする時期になり、1つ問題点がありました。 父が15年以上愛用しているALPS MD-2000JというプリンターのドライバがVista以降標準で入ってないみたいなのです。 Linuxマシン(Debian 7 Wheezy使ってます)でCUPS+Sambaを使うことでWindowsVista以降でもバリバリ使えそうなので自分用にメモ。


1.CUPS、Sambaをインストール

$ sudo apt-get install cups samba

2./etc/cups/cupsd.confを編集

以下を追記

# 任意のIPアドレスから接続受け付ける
Listen *:6311

# LAN内でプリンタ使用を許可
<Location /printers>
  Order allow,deny
  Allow 192.168.11.*  
</Location>

当然のことながらポートとかIPアドレスは適宜変える。

3.CUPSにプリンターを追加

CUPSの管理画面(デフォルトではhttp://localhost:631)を開いてプリンタを追加してあげる。 このとき、

  • 「プリンターを共有する」にチェックしといたほうがいい?(未確認)
  • プリンターの名前はあとで使う
  • ちゃんと印刷できるか確認しておく

プリンターの設定とかは適当に。

4.Windows上でプリンターを追加する

Windows8.1では、

  • コントロールパネル→デバイスとプリンター
    • プリンターの追加
    • →探しているプリンターは~
    • →「共有プリンターを名前で入力する」のテキストボックスに以下を入力

http://<Server>:<Port>/printers/<CUPSで設定したプリンターの名前>

ドライバーの選択

  • Generic → MS Publisher Color Printer

これでWindows上にドライバーがなくてもCUPS上にあれば印刷ができるようになりました。